2025年1月28日、埼玉県八潮市で発生した道路陥没事故は、地域社会に大きな衝撃を与えました。突然の道路陥没により、トラックが深さ約5メートルの穴に転落し、運転手が車内に閉じ込められる事態となりました。現在も救助活動が続けられており、地域の生活にも多大な影響を及ぼしています。
【時系列】八潮市府道路陥没の被害運転手の救出が難航している理由
運転手救出だけでもなんとかならないものなのか、と私も思ったが、こちらの記事が、運転手救出難航している理由を時系列で綺麗にまとめてあったので自戒を込めて共有したい。
無事救出されることを祈っています。
「車が穴に転落した」
消防に通報があったのは28日午前9時50分ごろでした。
消防が駆けつけると、全長8メートルほどのトラックが前方から深さ5メートルの穴に運転席から突っ込むような形で転落していました。
救助隊員が穴に入って、男性が運転席に閉じ込められているのを確認。
当時、男性とは会話ができたということです。
運転席のドアは土砂の影響で開けられない状態で、運転席の後ろからの救助も試みましたが、穴の内部が崩落。土砂が降ってきて隊員2人もけがをするなどして断念しました。
崩落が広がる中で作業を進めれば、男性も隊員も生き埋めになるおそれがあり、消防はまずトラックごと穴から出し、男性を救助することにしました。
《28日午後4時ごろ》
建設用のクレーン2台でトラックをつり上げようとしましたが、うまくいきませんでした。
《午後7時すぎ》
さらに大型の別のクレーン2台に変更。
《午後8時ごろ》
2台のクレーンで車の運転席側と荷台側の2か所にワイヤーをつなぎ、トラックをつり上げようとしました。
しかし、作業開始から30分ほどたった午後8時半過ぎ、運転席側につながれていたワイヤーが切れました。
《午後10時ごろ》
2度目のつり上げ作業が開始。崩落に気をつけながら少しずつトラックを持ち上げていきました。
【29日】さらに陥没 救助活動難航 汚水を緊急放流へ
《午前1時すぎ》
付近の道路がもう1か所、陥没。この影響で周囲の飲食店の看板が倒れ、電柱が沈むなどし一時、作業は中断しました。
《午前3時前》
トラックの荷台部分が穴から道路上につりあげられましたが、男性がいる運転席は穴の中に残されたままになっています。
運転席部分はその後、流れ込んだ水につかっていて、救助活動は難航。
消防によりますと、男性とは28日昼すぎ以降、やりとりができておらず、消防は穴にたまった水の排水作業を行ったあと救助活動を進める方針です。
《午後》
東京消防庁とさいたま市消防局も支援に訪れています。
埼玉県は民間企業に協力を依頼して、29日午後、陥没した穴の周辺で電磁波を発射して調べる「地中レーダー」を使って下水道管の状況を確認し、分析を進めています。
さらに、ドローンを飛ばして穴の中の様子を撮影したということで、被害状況を把握して復旧に向けた準備を進めたいとしています。
埼玉県下水道局の担当者は「道路の陥没は県が管理する下水道管に起因すると思われる。規模は過去最大のもので、元どおりにするのは年単位になると思います。復旧するまでどれくらいかかるかや、下水の使用の制限をいつまでお願いする必要があるかは未定ですが、状況を把握して早期の復旧に努めたい」と話しています。
《午後2時ごろ》
現場近くでは、周辺のほかの道路の下にも空洞ができていないか県が調査を進めています。
調査は29日午後2時ごろから県からの依頼を受けた測量などの専門調査会社が行いました。
陥没した現場そのものは規制線があって近づけないため、周辺の道路のうち地下に下水道が走っているおよそ3.5キロメートルの県道と市道が対象となりました。
センサーを搭載した専用の車両が道路上を走って路面の下のデータを収集し、解析することで、深さ3メートルほどまでであれば陥没につながるような空洞があるかがわかるといいます。
調査担当者は車体の底に取り付けられたセンサーで路面の下の状況を記録し、空洞を見つけるための波形が表れているかを確認していました。
調査会社はこのあと収集したデータの解析を進め、30日までに空洞があるかどうか調査結果をまとめるとしています。
担当者は陥没の有無について「目に見えないだけにきょうの調査だけでは空洞があるかはまだわからないので、データを見てしっかり解析し対応していきたいです」と話していました。
《午後8時20分ごろ》
消防によりますと、29日午後8時20分ごろから、ショベルカーを使って陥没した穴を広げる作業を始めました。
消防は広げた空間を使って穴の中に小型の重機を入れて土砂を排出できないか検討を進めていくということで、二次災害を防ぎながら慎重に作業にあたることにしています。
《午後10時》
埼玉県は陥没現場の周辺に流れ込む下水の量を減らすため、下水道管の上流部で汚水をくみ上げて川に流す緊急放流を29日午後10時から始める予定だと明らかにしました。
緊急放流は近くを流れる新方川に行われ、汚水は塩素で消毒して放流するとしています。
《午後11時20分》
埼玉県は陥没現場の周辺に流れ込む下水の量を減らすため、下水道管の上流部で汚水をくみ上げて川に流す緊急放流を29日11時20分から始めたということです。
緊急放流は近くを流れる新方川に行われ、汚水は塩素で消毒して放流するとしています。
埼玉・八潮の道路陥没 さらに崩落、二つの穴つながる 男性救助続く
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1.埼玉県八潮市で発生した道路陥没事故の概要と発生の経緯
事故は1月28日午前9時頃、八潮市中央一丁目の県道54号線「中央一丁目」交差点付近で発生しました。道路が突然陥没し、2トントラックが転落。運転手である70代の男性が車内に閉じ込められました。現場の陥没穴は直径約5メートル、深さも約5メートルと推定されています。
2. 【最新情報】救助活動の進捗状況「運転席が下水に浸水」
事故発生から約40時間以上が経過した1月30日現在も、運転手の救助活動は続けられています。しかし、現場の地盤が不安定であり、二次災害のリスクが高いため、救助活動は難航しています。特に、1月30日早朝には現場でさらに一部が崩落し、2つの穴がつながって1つの大きな穴へと拡大しました。このため、救助隊は慎重な対応を迫られています。
埼玉県は、国土技術政策総合研究所や日本下水道事業団などの専門機関と連携し、ドローンや地中レーダーを用いた調査を実施しています。これらの調査結果を基に、今後の対応方針を検討中です。
3. 道路陥没の原因とは？
今回の道路陥没の主な原因として、下水道管の破損が指摘されています。埼玉県の発表によれば、中川流域下水道の管渠が閉塞し、これにより地盤が不安定になった可能性があります。現在、原因の究明と応急復旧工事の検討・実施が進められています。
4. 八潮市道路陥没事故の被害を受けた運転手の顔画像や詳細
トラックの運転手は70代の男性で、事故発生時から車内に閉じ込められています。救助活動は続けられていますが、地盤の不安定さや二次災害のリスクから、救助は難航しています。運転手の安否については、現時点で詳細な情報は提供されていません。
事故が発生してから、
事故直後、消防隊と運転手の間で会話が成立していたものの、
1月28日午後1時頃から連絡が取れなくなっている。
このため、早急な救助が求められている状況です。
2025年1月28日に埼玉県八潮市で発生した道路陥没事故でトラックに閉じ込められた70代の男性運転手の写真は、現時点で公開されていないようです。個人のプライバシー保護の観点から、関係者の写真や詳細な情報が公開されない場合があります。
どうか無事でいてほしいね。
大野もとひろ 埼玉県知事の投稿
埼玉県知事の大野もとひろ氏は、事故の詳細と県の対応について報告しています。
流域下水道管に起因する道路陥没事故について昨日、八潮市内の県道松戸草加線中央一丁目交差点内において、中川流域下水道の下水道管の破損に起因する道路陥没事故が発生しました。県では、関係機関と連携し、救助活動および復旧作業に全力で取り組んでいます。
★流域下水道管に起因する道路陥没事故について
昨日、八潮市内の県道松戸草加線中央一丁目交差点内において、中川流域下水道の下水道管の破損に起因すると思われる陥没が起き、走行中のトラックが転落する事故が発生しました。… pic.twitter.com/7p37dfkCtC
— 大野もとひろ 埼玉県知事 (@oonomotohiro) January 29, 2025
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