2024年12月14日、福岡県北九州市のマクドナルド店内で発生した中学生殺傷事件。この凄惨な事件で逮捕された平原政徳容疑者(43)の両親が、息子の幼少期から現在に至るまでの経緯を語る…とすれば、何を話すのか…。
それは、息子まさのりへの愛情と被害者中島咲彩さんやその家族への深い謝罪の念であるに違いありません。
管理人である私には、同じぐらいの年齢の息子がいて、社会からはぐれてニートをしています。
正直、まったく他人ごとではありません。自分の息子が事件を起こしていてもおかしくなかった、平原が自分の息子にそっくり重なってしまい、眠れませんでした。
この記事では平原政徳親を代弁し、ひらばる容疑者について纏めました。
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【ひらばるまさのり】優秀だった幼少期「絵が描くのが得意な天才少年」
政徳が生まれた日、私たち夫婦の人生は輝きに満ちあふれていました。小さな手を握りしめ、その無垢な瞳を見つめながら、私たちは彼の未来に大きな希望を抱きました。
幼少期の政徳は、好奇心旺盛で活発な子どもでした。
庭で遊ぶ姿や、初めての言葉を発した瞬間、どれも私たちにとってかけがえのない宝物でした。彼の笑顔は、私たち家族の日々に喜びをもたらしてくれました。
平原容疑者の父親(75)は、息子の幼少期を振り返り、こう語りました。
「まさのりは小さい頃から頭の回転が速く、周りの大人を驚かせるほど優秀な子供でした。幼稚園の時には、すでに簡単な漢字を読み書きできるほどでした。」
母親(70)も同様に、息子の才能を認めています。
「絵を描くのが得意で、幼稚園の作品展では先生方から絶賛されたものです。将来はきっと素晴らしい画家になるのではないかと、夢見ていました。」
小学生になった政徳は、勉強熱心で友達も多く、先生からの評判も良好でした。運動会では一生懸命走る姿に胸が熱くなり、学芸会では堂々とした演技に目頭が熱くなりました。将来、彼がどんな大人になるのか、夢見るのが楽しみでした。
両親の言葉からは、息子への愛情と誇りが感じられます。しかし、その表情には深い悲しみと後悔の色が浮かんでいました。
変化の兆しがあったのは、平原容疑者が小学校高学年の時
平原容疑者が小学校高学年になると、少しずつ変化が現れ始めたといいます。
父親は言います。「成績は相変わらず優秀でしたが、友達とのトラブルが増えてきました。先生から『まさのりくんは少し孤立しがちです』と言われたのを覚えています。」
母親も息子の変化に気づいていたようです。「休み時間、一人で本を読んでいることが多くなりました。声をかけても、『大丈夫だよ』と笑顔で答えるので、深刻に考えていませんでした。今思えば、もっと注意深く見守るべきだったのかもしれません。」
平原政徳の中学・高校時代の苦悩「成績は依然として優秀も」
中学・高校時代になると、平原容疑者の問題はさらに顕著になっていきました。
父親は苦悩の表情で語ります。「成績は依然としてトップクラスでしたが、クラスメイトとのコミュニケーションがうまくいかないようでした。『なんで僕だけがわかるんだろう』と、よくつぶやいていました。」
母親も当時を振り返ります。「高校2年生の時、突然『学校に行きたくない』と言い出しました。カウンセリングも受けましたが、なかなか改善しませんでした。私たち親も、どう接すればいいのかわからず、ただ見守るしかありませんでした。」
成績も徐々に落ち始め、友人関係でのトラブルも増えていきました。私たちは心配しながらも、思春期の一時的な問題だと信じていました。もっと注意深く見守るべきだったのでしょうか。
平原政徳容疑者の社会人としての挫折
成人を迎えた政徳は、社会に出ることを拒み、自室に引きこもるようになりました。
私たちは彼を励まし、支援しようとしましたが、彼の心は既に遠く離れていたのかもしれません。息子の苦しみを和らげることができず、親として無力感に押しつぶされそうでした。
大学卒業後、平原容疑者は一流企業に就職しましたが、そこでも問題が続きました。
父親は語ります。「入社2年目で突然退職してしまいました。理由を聞いても『僕には向いていない』としか言いませんでした。
それ以降、仕事が長続きせず、最終的に無職になってしまいました。」
母親も息子の苦悩を感じていたようです。「『世の中に自分の居場所がない』と言っていました。私たちにも心を開いてくれず、どんどん孤立していく姿を見るのはとても辛かったです。」
30代に入っても、政徳の状況は改善されませんでした。時折見せる奇異な行動や、深夜の奇声に、私たちは不安と恐怖を感じるようになりました。それでも、私たちの愛する息子であることに変わりはありませんでした。彼を助けたい一心で、専門家のアドバイスを求めましたが、政徳は頑なに拒否し続けました。
平原政徳容疑者の事件直前の様子
事件直前の平原容疑者の様子について、両親は不安を感じていたと言います。
父親は言います。「最近は奇声を上げたり、深夜に大声で独り言を言ったりすることが増えていました。近所の方にも迷惑をかけていると聞き、心配していました。」
平原政徳容疑者:事件後の衝撃と謝罪「育て方を間違ったのか」
事件の報道を聞いた時の衝撃について、両親は言葉を詰まらせながら語りました。
父親は涙ながらに言います。
「まさか息子がこんな凶悪な犯罪を犯すとは…信じられませんでした。被害に遭われた中学生の方々とそのご家族に、心からお詫び申し上げます。」
母親も深く頭を下げながら語りました。「私たちの育て方が間違っていたのでしょうか。息子の心の闇に気づけなかった私たちの責任は重大です。被害者の皆様に謝罪の言葉もありません。」
平原政徳容疑者の罪「社会への訴えと反省」
最後に、両親は社会に向けて訴えかけました。
父親は言います。「息子のような悩みを抱えた人たちが、適切な支援を受けられる社会になってほしいです。しかし、それは決して息子の罪を軽くするものではありません。」
母親も付け加えます。「子供の変化に敏感になり、早めに専門家に相談することの大切さを痛感しています。私たちの経験が、同じような悩みを抱える家族の助けになれば幸いです。」
平原政徳容疑者の両親の言葉からは、息子への愛情と、事件に対する深い後悔の念が伝わってきます。かつては優秀だった息子が、どのようにして凶悪犯罪者へと変貌していったのか。その過程には、現代社会が抱える様々な問題が潜んでいるように思えます。
しかし、どのような背景があろうとも、罪のない中学生の命を奪い、もう一人に重傷を負わせた事実は変わりません。平原容疑者の両親の懺悔の言葉が、同様の悲劇を防ぐための一助となることを願うばかりです。
同時に、被害に遭われた中学生とそのご家族の方々の心の傷が、少しでも癒されることを心からお祈りいたします。この痛ましい事件を教訓に、私たち一人一人が、周囲の人々のSOSに敏感になり、支え合える社会を作っていく必要があるのではないでしょうか。
今、私たちにできることは、被害者の方々に心からの謝罪を捧げ、息子の罪の重さを受け止めることだけです。かつて希望に満ちていた我が子の人生が、このような形で終わりを迎えることに、言葉にならない悲しみを感じています。
政徳よ、あなたはどうしてこんな道を選んでしまったのか。私たちの愛は届かなかったのか。あの頃の笑顔はどこへ行ってしまったのか。答えのない問いかけが、私たちの心を引き裂きます。
そして、社会の皆様に対しても深くお詫び申し上げます。私たちの息子が引き起こした事件により、多くの方々に不安と恐怖を与えてしまいました。親として、息子の行動を止められなかったことへの責任を痛感しています。
しかし、過去を変えることはできません。今、私たちにできることは、この悲劇から学び、同じような苦しみを抱える家族がいないか、周りに目を向けることだけです。孤立し、苦しんでいる人々に手を差し伸べる社会の大切さを、身をもって感じています。
政徳の人生は、私たち親にとって喜びであり、誇りであり、そして最後には深い悲しみとなりました。彼の笑顔が見られなくなってから、私たちの人生から色が失われたようです。それでも、かつて彼が私たちにくれた幸せな思い出は、心の奥底で輝き続けています。
今、政徳は法の裁きを受けることになります。私たちは彼の犯した罪の重さを認識しつつも、親として最後まで彼を見守る決意です。そして、彼が真摯に罪と向き合い、少しでも償いができることを願っています。
この悲劇を通じて、私たちは家族の絆の大切さ、コミュニケーションの重要性、そして心の健康を守ることの難しさを痛感しました。社会全体で、孤立する人々に手を差し伸べ、互いに支え合う環境づくりが必要だと強く感じています。
最後に、再び被害者とそのご家族の方々に心からお詫び申し上げます。私たちの息子が引き起こした取り返しのつかない事態に、言葉では表現できない後悔と悲しみを感じています。どうか、少しでも心の平安を取り戻せますように。
政徳よ、あなたの人生がこのような形で歪んでしまったことに、私たち親は深い悲しみを感じています。しかし、あなたはまだ私たちの大切な子どもです。これからの人生で、少しでも償いができることを願っています。そして、いつかあの頃の優しい笑顔を取り戻せることを、諦めずに祈り続けます。
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