2023年1月16日午後6時15分頃、博多駅前で川野美樹(かわのみき)さん(38歳)が刺殺された事件で、元交際相手の寺内進(てらうちすすむ)容疑者(31歳)が逮捕されました。
この記事では、寺内進容疑者の生い立ちを時系列で纏めました。
寺内進生い立ち「自分の居場所を見つけて都度リセットし転々と」
2005年-2008年:寺内進生い立ち大阪市立野田中学校「昔は陰キャ」
現在、31歳の寺内進容疑者は、1992年(平成4年)生まれということなります。
早見表で確認すると中学校時代は、2005年~2008年の3年間です。
ツイッターで「寺内進容疑者の友達から話をきいた」という方が出身中学についてツイートしていました。
寺内進の友達からきいたんだけど、寺内進は大阪市立野田中学校。昔は陰キャでいじめられてボクシングを始めてからグレたみたい。
そこから中学で一番狂気の男で知られていたようだ。
教えていただきありがとう。Aくん
地元の番長的な存在だったかな。一番ケンカが強かった印象。知人によると、中学時代から金髪で目立ちたがりな印象だった(寺内容疑者の中高時代を知る人)
「事件を起こすなんて、信じられない」寺内容疑者は中学時代、仲間が万引きなどをすれば「やめとけ」とたしなめるような少年だったという。(中学校時代の友人)
・陰キャでいじめられっ子だった。
・ボクシングを始めてグレタ
・目立ちがりやで金髪
・間が万引きなどをすれば「やめとけ」とたしなめるような少年
インタビューを聞いていても、多くの面が見られます。どれが本当の寺内容疑者なのか。。
寺内進容疑者の卒アルの写真もTwitterから入手できました。
2011年~:寺内進 高校中退後飲食店を転々と「長続きしなかった」
寺内進容疑者はどこの高校に通っていたのでしょうか?ニュースの報道では明らかになっておりませんが、現在調査中です。
YAHOOニュースには、中学時代からの友人のコメントが載っており、寺内進容疑者は高校に入学したものの、中退してしまっていることがわかっています。
高校中退後は、大阪・ミナミのバーなど複数の飲食店を渡り歩き、職を転々としていた。ノリはいいが、自分の意見が否定されると感情的になり、周りから反発されて同じ職場が続かなかった。(中学校時代の友人)
RKBオンラインでは、高校時代の友人からの証言も載っていました。
「一言で言えば暴力的、乱暴」
「場を盛り上げるのは上手でしたよ。力は強い方でした。自分を大きく見せたいのかずっとシャドーボクシングしていましたね。」
(Qいつ?)授業中もずっとです。海に行った時は他人に喧嘩を売ることもありました」
逮捕の一報を耳にした時には「やってしまったか」と感じた一方で「不思議ではない」とおもいました。(高校同級生)
自分の意見が通らないと、感情的になってしまうのは、社会人では致命的です。寺内容疑者も感情的になってしまう自分に悩んでいたのかもしれません。
2013年2月:寺内進 大阪から東京六本木へ「ダンスバーKEMUSHI」
寺内進容疑者の学歴や幼少期の情報はあまり出ていないのですが、2013年から現在までは、寺内進容疑者のFACEBOOKやその他ネット情報から追うことができました。
寺内進容疑者は大阪出身ですが、2013年2月には、地元を離れて東京に住んでおり、六本木で働いていたようです。
寺内進容疑者のFacebookには、寺内進本人の仕事に関する投稿写真が掲載されており、バーのような場所で働いている様子や、小さいステージでダンスのレッスンをする様子があげられています。
ダンスレッスンやっと終わった・・・
え!?なにしてるん?
東京でダンスバーやってる!
レッスンやっとおわったぜい!しかも名刺できたぜい!ススムの時代きたア~(笑)
寺内進容疑者の東京での勤務先は「KEMUSHI TOKYO」です。
名刺には、店名である「KEMUSHI」の記載がありました。
待ってるぜよ!
KEMUSHI東京をネットで検索してみると六本木で1件ヒットしました。
お店のレイアウトが、寺内進容疑者がFACEBOOKでアップした上記の写真と似ているので、同じお店であることがわかります。
KEMUSHI TOKYOは現在も営業しているようです。
「いざ!大都会・東京」ということで寺内進容疑者の気合がFACEBOOKの投稿から非常に強く感じ取れます。パリッとしたスーツに、眉毛も髪も金髪。
眉間にしわを寄せている表情からも、東京には負けない!といった強気な気持ちの表れを感じます。いきがっていたというほうが正しいかもしれません。
2013年3月:「東京の友達ほしい。寂しっ!」隠せない孤独感
2014年1月:「女が途切れない」彼女に裏切られるも、すぐ新彼女をつくる
2014年1月、寺内進が惚れ込んで結婚すると言っていた彼女に裏切られた時のFacebook投稿です。
の激動の1か月がつづられています。
僕マジで××と結婚します!
本間いろいろ迷惑かけてすいません
今年もみなさんよろしくお願いしまーす!
マジイライラやばい
俺なあ今日病んでるねん
誰か飲みにきてな!笑
ばれたら開き直る奴無理やわー
本間女線ないわ。
今日からキャバクラ行こ。笑
落ちるわ
後ろ姿なのではっきりは分かりませんが、どちらかが次の彼女になる女性だと推測します。
寺内進を慰める会でもしたんでしょうか?
そしてその後3日ほどの間に、次の彼女になる〇〇という女性と何かがあったようです。
〇〇本間ゴメン。
本間ありがと!
マジ大事にしよ!
〇〇に会いてー。
ヤバい。
今日は寝れません。
寺内進は女が途切れない人のようです。
「女は懲り懲り」と言いながらその後、女友達に優しくされてコロッと心変わりし、即夢中。
そして彼女となった女性を即こんな風にSNSで見せつける所から分かること。
周囲を牽制し自分の女だと宣言したい、束縛したいタイプだということです。
女性に対して「こうでもしないと自分から離れていく」と不安で、信用しきれないのが寺内進の女性観だったのでしょうね。母親からの愛情不足を自分の彼女でうめていくように見て取れます。
寺内進容疑者の束縛に嫌気が差し、ついていけなくて女性は離れていく。てらうちすすむはそれでさらに女に対する不信感を募らせていきます……。
2015年:東京から大阪に移り住む「別の居場所求め、リセット」
東京上京から3年もたたずに、寺内進容疑者は地元大阪に戻ってきています。
2013年のFACEBOOKの投稿に寂しい!とコメントがあるので、自分の故郷である大阪で新たにやり直そうと決めたのでしょうか?生い立ちをみているとリセット症候群気味のような気がします。
自分のコミュニティ内でうまくいかないことがあると、次の自分の居心地の良い場所を探すためにリセットしているのでしょうか?
2015年から2019年の間は、FACEBOOKの投稿はほとんどありません。彼女とうまくいっているときや充実しているときはFACEBOOKにすかさず投稿していたところを見ると、寺内進容疑者にとっては2015年からの4年は暗黒時代だったのかもしれません。
2019年12月:寺内進仕事 「BAR{キンクイ。}をオープン」
東京に自分の居場所を見つけることができず、寺内進容疑者は地元大阪に戻ります。
寺内進容疑者のFACEBOOKによると、2019年12月にBAR「キンクイ。」をオープンし経営していました。
店のツイッターアカウントが特定されており、店の住所も確認できました。
店のツイッターアカウントが作成されたのが2020年3月。このツイッターアカウントは3月30日に1回ツイートがあっただけで、その後は1回もツイートされていません。
店用に作ったと思われるFacebookアカウントも、2019年12月3日以降は、一度も投稿がないのです。
このことから、3月以降すぐに店は潰れた、もしくは寺内容疑者が辞めてしまったと考えられています。オープンから1年も続いていないのではないでしょうか。
2020年:寺内進 大阪から福岡へ「1万円握りしめてきた」
元勤務先の店長:「うちの店に来た時はキャリーケースを1つ持って、本人は『1万円、握りしめて来た』と言っていた。ノーを言わないので、感情が分からなかった。僕の中の印象は、酒を飲んでない時は暗い感じ」(テレ朝ニュース)
寺内進容疑者が夢や目的といったものを持って来たわけではなく、働く店も事前に決めておらず、案内所で紹介された店で働き始めました。
大阪でお店をオープンするには、様々な費用がかかったと思いますが、回収はできていないと考えられ、何かから逃げるように福岡に引っ越しているのです。
福岡の寺内進の自宅アパートには「隣の部屋の扉をドンドン叩く音がたまに聞こえた。電話してて「裸で逃げやがった」とか話してた」という住民の証言があるのです。
こういったことから、大阪から福岡まで借金取りから逃げていたのでは?と考察がされているのです。
現状報道された内容でなく、あくまで個人の考察であるため、情報の取り扱いにはご注意ください。
寺内進容疑者の福岡での仕事は「ボーイズバー飲食店勤務」だとされています。
「(店は)ボーイズバー的な感じで、みんなでショーをして、お酒を飲む感じ。」
引用:FNNプライムオンライン
寺内容疑者が福岡に来たことから知る男性によると、ボーイズバーのような場所で仕事をしていたといいます。
この店は、殺害された川野美樹さんのラウンジと同系列の店でした。
勤務先の店長は「普通に辞めた」「真面目に働いていた」と話しています。
文春の記事に「エンターテインメント系のバー」と記載がありましたが、これが裸ダンスにつながるのですね。納得です。
博多の事件の容疑者、寺内進の動画が出てきたけどこれ何屋さん。。? pic.twitter.com/D8mkG5n8we
— akane (@maybe_i_am) January 19, 2023
普通の飲食店勤務だと思っていたのですが、ツイッターで上記動画を見つめました。これがボーイズバーのダンスということなのでしょうか?
2020年:寺内進 当時付き合ってた彼女を社長にとられる
大阪の店は2年で閉め(ボッタクリ広まり)
福岡へ
ガールズバーの女と付き合い社長に取られ?
もう、美樹さんを何が何でも離せない
す す すっ すっ すすっ すすむちゃーーんであった!
Facebookでは東京から大阪に戻るまでの情報しかなく、福岡でどうしていたかは不明だったのですが、被害者河野美樹さんと出会う前「ガールズバーの女と付き合い社長に取られた」とあります。
女性に対する執着ぶりや依存ぶりは、受け止めてくれる母親のような存在を追い求める欲求から来ていたことが伺えます。
ストーカー被害を受け殺害された川野美樹さん以前の寺内進の彼女に関するFACEBOOK投稿からその極端さを伺うことができます。
寺内進家族「20歳前後に父親が病死、母親とも疎遠に」
寺内進の家族についての情報はまだあまり出回っていませんが、毎日新聞に寺内進容疑者の家族についての記載がありました。
20歳前後に父親が病気で亡くなっています。寺内進容疑者の20歳とは、だいたい2012年~2013年。
父親との死別、母親との疎遠と大阪への移住は、同じタイミングです。もともと孤独を感じていた寺内進容疑者。父親との別れで余計に愛に飢えていて、ぽっかり空いた穴を女性でうめようとしていたのかもしれません。
20歳前後の時に父親が病死し、母親とも疎遠になったという寺内容疑者。パチンコなどのギャンブルが好きで、手持ちが数百円程度しか無い日もあり、いつも金に困っているように見えたという。(毎日新聞)
兄弟の有無については、現在調査中で、わかり次第更新します。
寺内進母「寺内進は思い通りにいかないとモノにあたる気性の荒い性格」
1月19日のテレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」では、逮捕された寺内進について様々な報道がされましたが、母親に電話インタビューした音声動画が物議を醸しています。
インタビューの中で寺内容疑者の母親は
「自分の思うようにいかない時や思いがうまく伝わらないとかそういう感じかな。人は殴らないけどモノにあたるかな。壁に拳をあてるとか」
どこか他人事のように答える母親は、突然感情を露わにして号泣しながら
と動揺した様子を見せていたそうです。
寺内進大阪での仕事 「BAR{キンクイ。}をオープン」
2019年12月、寺内進容疑者は自分でお店をオープンさせます。テレビやネットニュースでは、大阪時代の知人からのインタビューが多く取り上げられていました。
寺内進 大阪の店を知る知人「キンクイ。はぼったくり」
ぼったくり。他の人も言っていた。1回行ったら、もう行かない
店は長続きせず、寺内容疑者は約2年前に福岡へ。
ぼったくりとはどういう意味なのでしょうか?単価が高すぎるのか、サービスがいまいちなのか。いずれにせよ、客足は伸びず、そのまま閉店に追い込まれた模様です。
寺内容疑者の大阪時代の知人「女性関係になると“異常な束縛”」
(寺内容疑者は)女性関係となると、周りが見えなくなる。メールとかで色々暴言を吐いたりとか、あとは家の前で待っていたり。普通の人だったらないくらいの“異常な束縛”とかあったと思います
異常な束縛とは、いったいどのようなものだったのでしょうか。
寺内容疑者が大阪を旅立つ際、友人と5000円ずつ渡して見送った
寺内容疑者が大阪を旅立つ際、別の友人と5000円ずつ渡して見送ったという男性。「事件を起こしたことは許されない。本人が悪いし、擁護することもできない。テラの人生はどこで狂ったのか」。男性は悔やんだ。
エールのつもりで渡した5,000円。握りしめてきたといっていた1万円は、友人からもらったお金だったのですね。辻褄があいました。激励を込めて友人が渡した1万円。
こんな形で、寺内進さんの状況を知ることになってしまい、とても可哀そうです。
寺内進容疑者と川野美樹さんの出会いと交際~刺殺事件に至るまで
2022年1月:寺内進容疑者と川野美樹さんは中洲で出会った
中洲で働き始めたタイミングで、寺内進容疑者と川野美樹さんは出会ったようです。
大阪から所持金1万円だけ持って、目的もないのに博多に来たって聞いたことある
九州最大の繁華街・中洲で働き始めた寺内容疑者は、同じ飲食店グループで働く川野さんと知り合い、交際に発展した(寺内容疑者の知人)
2人はどのように出会ったのかは分かりませんが、ボーイとしてヘルプで入った時に知り合ったのでしょうか。
ここでの出会いから交際がスタートしているようですが、このグループでは従業員同士での恋愛は禁止だったそうです。
2022年春:寺内進と川野美樹交際開始 週刊文春
2023年1月20日の週刊文春の新着記事に以下のような記載がありました。
2人の出会いは2022年。川野さんは博多駅近くの会社で事務職として働くかたわら、中洲の高級ラウンジにも時折出勤していました。
同じ系列のバーに寺内容疑者が転がりこんできたのは2022年1月ごろのことだった。中洲の事情に詳しい関係者の男性は文春にてこう語ります。
「体験入店みたいな感じでエンターテイメント系のバーで働きはじめ、間もなく他のバーの人手が足りないということで移ったのですが、どこかのタイミングで川野さんと出会ったのだと思います。寺内容疑者は『ボクシングをしている』『喧嘩が強い』と腕っ節をよく自慢していて、かなり酒に飲まれるタイプ。普段は関西ノリで紳士的だけど、酔いがまわると粗暴な面が出てくる。川野さんと付き合い始めたのは春頃でしょう」
寺内進 福岡仕事「同じグループ内で働く女性に手を出すのは御法度」文春
「中洲では、同じお店や同じグループ内で働く女性に手を出すのは御法度です。普通なら寺内容疑者は罰金を払ってすぐにクビになり、川野さんも罰金など何らかのペナルティを受けていたはずでした。それが中洲のルールです。しかし今回は、上層部は2人の交際に気づいていたものの、店長が自分の責任で面倒を見るということで預かった。それがこんな結果になってしまうなんて……。グループも店長も裏切った寺内容疑者は最悪です」(川野さんや寺内容疑者と同じ系列店で働く女性)
本来は、同じお店やグループ内での交際は禁止なんですね。
「店長が自分の責任で面倒を見るということで預かった」とは、どういうことなのでしょうか?店長は、寺内進容疑者に絶大に信頼を置いていたということなのでしょうか。
いずれにしても、せっかく、店長が大目にみて泳がせていたのにも関わらずこんな事件に発展してしまうなんて、相当な裏切りでしょう。
2022年夏 寺内進「川野美樹との交際うまくいっていないと友人に相談」
「うまくいっていない」。男性が寺内容疑者から川野さんとの交際について相談を受けたのは2022年夏ごろだった。男性は「自分の人生を見つめ直せ」と助言したという。だが、相談も含めて同年秋以降、音沙汰がなくなった。(中学時代からの友人)
寺内容疑者は、中学時代からの友人に川野美樹さんとの交際がうまくいっていないことについて相談していたそうです。きっとこのころから、川野美樹さんに対する寺内容疑者の依存は始まっていたのでしょう。
2022年10月寺内進「怒った。許さないぞ。」異常なストーカー行為
2022年10月21日、川野さんは「携帯電話を取られた。相手とも別れたい」と、寺内容疑者からの“ストーカー被害”を相談するため警察を訪ねました。
警察は、お互いのスマホに入れていた「位置情報アプリ」を消すことなどを指導したといいます。
ところが、わずか3日後の24日、「携帯電話を返してもらったが、別れようと言っても聞かない。相手に警告してほしい」と、川野さんから再び相談が入り、警察は寺内容疑者に警告。
この頃、寺内容疑者は川野さんに「自分は別れていない。怒った。許さないぞ」といった、不満を伝えるメールを送っていました。
2人はまだ交際中でしたが、川野さんが『(寺内容疑者と)喧嘩になって携帯電話を奪われた、取り返したい』と博多警察署に相談しています。3日後に携帯電話は返還されたようですが、その後『別れた相手が納得しない』と再び相談に訪れています」(大手紙社会部記者)
2022年11月21日寺内進 「川野美樹の職場に来る」
約1カ月後の同11月21日、川野さんは「(寺内容疑者が)職場まで来た。どうにかしてほしい」と再び県警に相談しました。
しかし、川野さんが警察に相談した後も事態は改善せず、11月21日には寺内容疑者が川野さんが働く会社をアポ無しで訪れるなど行動がエスカレート。その後も川野さんの携帯に着信を3件残す、職場に電話をかけるなどの行為があり、福岡県警はストーカー規制法に基づいてつきまといなどの「禁止命令」を出している。(週刊文春)
寺内容疑者は川野さんの勤め先があるビル内に現れ、川野さんがストーカー被害を県警に相談したことに対し「何で相談した?」と詰め寄ったといいます。
2022年11月23日寺内進「川野美樹の勤務先に電話」
川野さんは2日後の同23日にも「(寺内容疑者から)勤務先にも電話がかかってきた」と県警に相談していました。
寺内進容疑者犯行動機「復縁かなわず恨んでいた」自己中逆恨み
2023年1月16日川野美樹を刺殺「復縁かなわず恨んでいた」
その後は2か月間大人しくしていたそうですが、とうとう2023年1月16日、川野美樹さんは刺殺されてしまいました。もう事件が起こるべくして起こったとしか言いようがありません。
周りから愛されていた川野美樹さんが、一人の異常なストーカーによって命が奪われてしまったこと、本当に残念に思います。
2023年1月20日、日テレ系ニュースEVERYで寺内進容疑者の供述が報道されていました。その中には犯行動機についても触れていました。
「復縁がかなわず、恨んでいた」と一方的な逆恨みの可能性が大きくなっています。
また、身柄を確保した際には、刃物を一本所持しており、形状が川野美樹さんの傷と一致したとのことです。
福岡県警は川野さんに、ボタンを押すと110番に繋がる装置を渡していたというが、身を守ることにはつながりませんでした。
「事件の日、寺内容疑者は川野さんの職場の近くで待ち伏せし、少し横を歩いて話しかけ立ち止まったところからいきなり襲いかかったので、川野さんはボタンを押す余裕はありませんでした。県警は川野さんに1人での行動を控えて引っ越しや転職も検討してはどうかと勧めていたようですが、シングルマザーとして家計を支える川野さんが突然生活を変えることは難しい。そんな中で起きてしまった惨事でした」(前出記者)週刊文春
川野さんは搬送された病院で死亡が確認され、寺内容疑者は伊達メガネをかけて中洲を歩いているところを発見されました。
逃走するわけでもなく、自首をするでもなかった2日間、寺内進容疑者は一体何を考えていたのでしょうか。
寺内進福岡自宅「毎朝8時に酒臭プンプンで帰宅。住民因縁つけられる」
寺内容疑者は大阪府出身ですが、東京、大阪、宮崎などの繁華街を拠点にした後に、福岡・中洲に移ってきたといいます。
寺内進容疑者の自宅は、事件現場から約800m離れたアパートであることがわかっています。
寺内進容疑者は、中洲から徒歩圏内に家賃4万2000円(住宅情報サイトより)のアパートを借りて生活していました。
自宅写真もニュース報道により、明らかになっています。寺内進容疑者は、事件犯行後この自宅に戻り、すぐに服を着替えた自宅を出ていました。
アパート名はコートアウローラ「会うと人相が悪く、愛想も悪い」
寺内進容疑者の住んでいるアパートの名前は、コートアウローラです。
住所は、コート・アウローラ 〒812-0039 福岡県福岡市博多区冷泉町2−25です。
同じアパートに住む男性がこう証言しています
「私が出社する朝8時頃に帰ってくるので何度も見かけました。人相が悪く、愛想も悪い。すれ違うといつもお酒の臭いがして、これから出社する身としては朝から最悪の気分ですよね。
会釈をしたら『なに見とんねん』と因縁をつけてきたこともあります。殴られたりはしなかったんですが、『お前いつもうるさいんよ』と舌打ちをして去っていきました。あまりに突然だったのでポカーンとして、関わらないようにしようと思っていました」(週刊文春)
近隣住民からの評判はかなり悪かったようです。上述しているように、酒にのまれるタイプであったことから、仕事後の機嫌は疲れもあり、ひどかったのではないでしょうか。
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